読売KODOMO新聞
読売KODOMO新聞が朝日や毎日発行の子供新聞と違うポイントはどこなのか?を念頭に入れつつ、特徴やページ内容をまとめてみました。
目に飛び込むインパクトあるビジュアルや構成で、低学年の子も拾い読みしやすいなぁ、という印象が強い読売KODOMO新聞ですが、読む本人である子供たちに支持されているのは、そんな工夫が効いているからだ思います。
そのほか「そうだったのか!」「ここは気になるかも… 」など、いいところ気になるところ両方を、日ごろ購読していて感じる率直な感想含め、ひもといてみたいと思います。
目次
読売KODOMO新聞ならではの特徴をザッと知リたい!
1週間に起こった出来事を子供の目線で切り取り、十分に噛み砕いた形で掲載される記事は、政治・経済はもちろんのこと、社会・国際問題も豊富に取り上げられていてバランスの良さを感じます。
「おもしろい」「ためになる」を第一にかかげ、子供たちが面白さに引きつけられどんどん内容に引き込まれていくうちに知らないうちに学力やたくさんの知識が身につくように作られているんですね。
知っておきたい最新のニュースのほかにも、固めのニュースや活字ばかりにならないよう所々にスポーツ、おしゃれ、テレビの話題などの遊び心のある情報も散りばめられ、とにかく飽きないように編集されています。
字だらけでちょっとうんざりしてしまうような紙面ではなく、ぱらぱらめくって楽しめる雑誌のような感覚で手に取れる。
「新聞に慣れ親しみ、小学生でも無理なく新聞を読む習慣がつくように」
そこが一番難しいところでもあります。ずいぶん工夫されているなと感じます。
また、こども新聞に欠かせない漫画についても、この読売KODOMO新聞にはひと味違います。それはなんと「男の子向けと女の子向けそれぞれの漫画がある」ということ。男女にかかわらず楽しめるようになっているんですね。
小さなこどもにも関心を持ってもらえるように。そして飽きさせないように。
子供に人気のキャラクターもさまざまなところに登場させたりと、随所に工夫がなされているのがうかがえます。
とくに評判がいいのが『名探偵コナン』が時事ワードを解説してくれるコーナー。
そして他にもページを持っているコナン。
コナン度が高いのは、コナンが人気なんだからでしょう。
子供に興味を持ってもらえるようにビジュアルにも力を入れ、従来の新聞的ではない斬新なレイアウトが施された特集等、「これは見逃せない!」と思わせてくれるような五感に訴える紙面作りがおおきな特徴だと思います。
読売KODOMO新聞のトリビア的「へぇ」
栄誉ある!読売KODOMO新聞
読売KODOMO新聞は、世界新聞・ニュース発行者協会が贈る世界青少年読者賞の編集部門で「審査委員会栄誉賞」を受賞したという立派な経歴があります。
輝かしい・・・!
読売KODOMO新聞の「この工夫」に注目
週1回の発行といえども「えーっと、あのコーナーはどこらへんに載ってたっけ??」となってしまいがちな読者が少しでもすばやく目的の記事やコーナーにたどり着けるよう、一目でなにがどこに載っているのか把握できるように巻頭ページにインデックスが用意されています。
このインデックスには各ページの記事についてのおおまかな見出しと写真が目次として並んでいて、新聞の中身がざっと見渡せるようになっています。雑誌の最初の方にある目次ページみたいな役割ですね。こういった読者を迷わせない配慮も読者を引きつけるひとつの理由かもしれません。
読売KODOMO新聞の「ここがいいトコロ」
週一発行ペースが親子のプレッシャーを和らげる
読売KODOMO新聞の「いい」ところとしてまずあげたいのが、この発行ペース。
この「週1」というペースは、毎日届いても読むのが追いつかないような忙しい子供や、もともとはあまり新聞に興味が無い子にが購読し始めるには、ちょうどいいんです。
塾通いや習い事で毎日せわしなく追われるように過ごしている子も今の時代、たくさんいます。
そういった家庭にはとくにこの「週1」という発行ペースが肝となります。
毎日読む、という習慣がまだついていない子や低学年の子にとっても、この点はポイント高いです。
子供新聞というけれど、新聞慣れしてない大人にちょうどいい
そして、実は大人にも評判高い読売KODOMO新聞。
小学生であっても無理なく理解できるよう「伝わる」「理解できる」といったことをモットーに作られているため、 図版やイラストをふんだんに使いつつ「わかりやすい表現になるまで噛み砕いた」内容を掲載してくれています。
親が一緒になって読んでもかなりためになることが多いです。一般紙を読んだ限りではイマイチ「??」な分野の話題・ニュースなどは特に、ですね。
図表やイラスト・見出しのビジュアルがどーんと飛び込む
読売KODOMO新聞は、ビジュアル面が熱い。ニュースとの距離をぐっと縮めてくれる、大胆に使われたキャラクターや漫画、写真や絵、図は間違いなくこどもの目を一瞬で引き、興味を確実に持ってもらえるような作りになっています。特に低学年にはここの工夫が大事だと思うのです。
目にも鮮やかなその構成・紙面作りは「おもしろく、ためになる」という子供新聞の大テーマを巧みに実現させています。
その一方、各大学や小学館・進学塾・四谷大塚などの出版社・大手塾の協賛のもと作られている学習欄も充実。
こういった勉強に直結するコーナーをうまく活用していくと、楽しみながら知識を増やしていけそうだなと思い、ちょくちょくと使っています。
購読者は読売新聞オンラインが「¥0(無料)」
購読すると読売新聞オンラインが「¥0(無料)」で利用できます。
これは結構ナイスなポイントで、販売店の方が「他社さんの場合デジタル版を読むには新聞購読の他に料金が必要だけど、読売は購読者は無料でデジタル版を利用できるんです」と違いを教えてくださいました。これは嬉しい。
読売KODOMO新聞の「チョット気になる」
ビジュアル面充実とあって、逆に標準的な新聞っぽさはそんなに感じ取れません。他の小学生新聞よりキャラクターが多用されていたり時にはファッション、おしゃれ情報がずいぶんクローズアップされていたりで、若干「こどもの興味を引くだけ??」と思ってしまうような紙面の日も・・・。
小学生向けやティーンズ向けのファッション誌みたいな雑誌、というとわかりやすいかもしれませんね。
子供はこういうの大好きですよね。
でも、もちろんそれだけではないです。
親によっては若干気にするでしょうが、たとえそういった「おもしろ面」が目立つ特集をやっている日であったとしても、時事問題その他もろもろニュースもしっかり載ってます。心配無用です。
子供の目に入るところに朝日小学生新聞・毎日小学生新聞・読売KODOMO新聞の子供新聞3紙を全部置いてあるのですが、かなりの確率で読売KODOMO新聞を手に取ることが多い..です。おそらく多くの子供がそうなんじゃないかと思います。
三大小学生新聞の中でも特に子供受けしそうな小学生新聞といってもまちがいないとふんでいます。
とはいえ、子供の性格や子供新聞をとる目的によっても、どの子供新聞がその子にとって一番かは試してみないとわからないですよね。
お試しは無料なので、実際手にとってみるのが一番良いと思います。
読売KODOMO新聞の総まとめ
さいごに読売子供新聞ならではのナイスなポイントをまとめておきます。
低学年や忙しい子供にも週一発行でプレッシャー無し
どの記事がどこに載っているのか1発でわかる目次が親切
購読者はデジタル版が無料で読める・使える
Comment
とてもおもしろくてためになるしんぶんです。
名探偵コナンなどをいれて記事を書いていたからとても良いと思う
読売KODOMO新聞、週一ではなく毎日発行だといいと思う
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