効果大★小学生新聞よりぬき活用法
小学生新聞をとっていても、なかなか子供が自発的に読むというところまでいかないおうちもあるのがホントのところ。さらっと流し読みして用ナシとなってしまったり….。
ということで、実際に効果のあった小学生新聞活用法をピックアップしてみました。
【よりぬき】小学生新聞活用法【要:親の根気】
ただただトイレの壁に
トイレ。
限られた狭い空間にしばし籠る数分感…。そんなあいだ、どうでしょう、みなさん何をしていますか?おそらく、多くの人はぼんやりと宙や薄汚れた壁に視線を泳がせているはずです。その、無駄な視線の浮遊時間に着目し、実際に試してみたのが「ただただトイレに記事の切り抜きを貼る」という手法。
トイレに座った正面の壁一面を「★★くん新聞」「♥♥ちゃん新聞」にしてしまうのです。
たとえば、毎日親が独断と偏見イッパイにセレクトした面白そうな記事をトイレに張り付ければ、子供はいやがおうにも必ず目を通すことになります。
親じゃなくてもいいんです、本人でも兄弟でも。「お兄ちゃんはこれに注目してんだー」とか、「あの子見かけによらずファッションに興味があるらしい・・・」とかとか。あ、もしかしたら、これは親じゃなくて兄弟とか自分に近しい存在の方が効果的かもしれませんね。
また、だだらに貼っていく日常ももちろんよいのですが、たまには「5月はお母さん月間」、「6月はお父さん月間」、「夏休み特集」とか、担当やテーマを決めたりするのもよいでしょう。
家族間であらたな発見もあったりしてこれはなかなか楽しいですよ。
とにもかくにも、太古の昔からトイレは集中するのにはもってこいの場所と決まっています。遊び感覚で貼りあったりしてるうちに、知らず知らずのうちに頭にすんなりと入ってくることまちがいなし。そんなところから新聞、はたまた時事問題なんかへの興味を持たせていくのもよさそうです。時事問題、と書きましたが、実は間の抜けた話題・記事のほうがトイレ時間には合っているかもしれません。あと、もうひとつポイントが。小学生新聞以外にも、気になる切り抜きだったり、変な写真だったり、と、さまざまなものから数枚貼ってあるなかに、小学生新聞の切り抜きもある、というのがおすすめです。
こちらにも切り抜きやスクラップについて書いてありました↓。
食卓近くの壁に各自おすすめ記事を展示
ひとつの記事を元に、あれこれ家族みんなで意見をいいながらごはんをたべよう、ということですね。この場合は、ただぼーっと貼ってあってもだれかが切り出さないと話題にも上りませんし、壁の記事よりもごはんに目がいってしまうのが普通でしょう。
そこで、これはもう、親がガンガンと攻める方向で行きます。「おかーさん、昨日の新聞のなかでこれすごいなと思ってここに展示したんだけど!」「おすすめだよ!」「ねぇ、これ読んだ??」などなど。相手をノせる技量はたしかに問われます。自信のある方は、ぜひ。
無心でスクラップ
子供って、なんだか無性にまとめたがる習性があったりしませんか?
切ったり貼ったりの作業も大好きなので、気に入った記事をスクラップしてノートに貼り付けたりして、自分のノートを作成することも嬉々としてやったりするものです。
新聞はぺらっとした紙なので、サクサク切れて貼りやすいしはがしやすいですよね。
古紙回収の日に見渡せばわかるように、読んだ後使わなければどっさり惜しみなく捨てちゃえる存在とあって、なんといっても罪悪感なしにハサミを入れることができるのは大きいです。
教科書や図鑑なんかではやっぱりそうはできません。こころゆくまでスクラップ遊びするなら、やっぱり新聞。こういった工作的な新聞とのかかわり方も、新聞を読み続ける動機づけになったりするかもしれません。
音読する
ここはぜひ、なんちゃってニュースキャスターになったつもりで。
深く考えず、むしろふざけて。
動画で撮ってみたりはいかがでしょう。お子さんのノリ如何になってしまいますが。
と、まぁ。
「さあ、立って。よく伝わるように読んで。はい、スタート!」とまるで指令のように言われてやる気の起きる子、あんまりいませんよね・・・?
だからそうなんです。もう「音読」というよりもどちらかというと「ただ声に出して気ままに読む」でもぜんぜんいいと思いますよ。「気ままに」というところが大切ですね。
カラオケでもナレーションでも朗読でも応援でも、
「声に出す」というのはなかなかにデトックス効果もあるというもの。やって損はないかと思います。
しかしデトックスが目的で小学生新聞をとっているのではない…。
なんらかの効果を出してほしいのですよね。本音を言えば、勉強面で。出来ればテストで。
これは紛れもなく親たちの願い。夢…。
すでにご存知の方も多いかと思いますが、「音読」というのは学習全般にめっぽう効き目があるのです。グッと底力が上がるというか。
まじめな話をすると、天声人語などを使い「音読」+「内容を100文字以内に要約」したりするとじわじわ国語の力がつくそう。国語力はすべての科目の学力アップに繋がります。毎日では大変だけど、週に2日でも1日でも取り組んでみるといいかもしれませんね。
「しっかり音読できる子は勉強ができる。」これは事実です。…侮れないっ。
朝小の活用ノートを活用する
朝小の活用ノートを絵に描いたように活用してみるのはどうでしょう。
朝小の活用ノートについてはこちらにまとめています。
ひたすら要約100本ノック
天声人語を10分で200文字に要約する特訓ツールとして活用する、というものです。
これはかなーり具体的に力がつきます。
やっぱり効果があるんでしょう。受験対策としてやっているおうちもたくさんあるみたいです。
最初は嫌がるかもしれませんが、ゲーム感覚で取り組めるようになってきたらシメシメだと思います。
こういった要約力はつけておいてソンは全くナシ。大人になってからも存分に発揮できますからね〜。