読売・朝日・毎日の子供新聞を読み比べ。購読前に知っておきたいポイントをギュッと凝縮。
「どの子供新聞をとろうか比較検討中」
「購読やお試し前にまずはざっくり手早く特徴を知りたい」
「何より子供に合った新聞を選んであげたい」
こんな要望に応えるべく、三大小学生新聞といわれる 朝日小学生新聞 ・読売KODOMO新聞・毎日小学生新聞の情報をまとめました。
三紙が持つ「個性」「ほかとは決定的に違うポイント」や価格や読者の感想などを徹底比較。
ぴったりの新聞がわかる診断テストや三大小学生新聞比較表も。
その子その子に「ちょうどいい」最適な新聞が選べます。
小学生新聞おすすめランキング
《 2023年9月 》
読売KODOMO新聞 | |
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人気度 ★★★★★ | |
発行間隔 木曜発行 | |
月ぎめ価格 550円(税込) | |
ページ数 20ページ | |
「インパクト大の紙面ビジュアル」に子供も釘付け | |
読売KODOMO新聞のクチコミ
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\ お試し購読(無料) /読売KODOMO新聞 公式サイト |
朝日小学生新聞 | |
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人気度 ★★★★☆ | |
発行間隔 毎日発行 | |
月ぎめ価格 2,100円(税込) | |
ページ数 8ページ | |
「受験の時事問題の対策」に定評あり | |
朝日小学生新聞のクチコミ
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\ くわしくはこちらをクリック↓ / 学力が向上し、受験に役立つ。朝日小学生新聞。 |
毎日小学生新聞 | |
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人気度 ★★★☆☆ | |
発行間隔 毎日発行 | |
月ぎめ価格 1,750円(税込) | |
ページ数 8ページ(土日12ページ) | |
「オモシロ」と「マジメ」のバランス感が◎ | |
毎日小学生新聞のクチコミ
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\ お楽しみコンテンツと時事問題のバランスが◎ /毎日小学生新聞をもっとくわしく |
読売KODOMO新聞が今の小学生に必要とされている理由
3大小学生新聞のどれを見ても、さすがしっかり考え抜かれて作られていて、感心します。
そんな3紙の中で、なぜ「読売KODOMO新聞新聞」が圧倒的に支持されているのでしょうか?
一番人気なのは理由があります。
その1 小学生新聞 発行部数NO1!
読売KODOMO新聞は、実は三大子供新聞(小学生新聞)の中では後発です。にもかかわらず、なんと発行部数がダントツのNO1。発行の歴史云々にかかわらず、シンプルに読売KODOMO新聞に魅力を感じて購読を始め購読し続けている、ということ。購読者に内容が認められていることの証明とも言えます。
その2 受験業界大手の四谷大塚協力の学習系ページが熱い!
受験期には、教科ごとのポイントを徹底的に解説してくれる大手進学塾四谷大塚が監修の特集ページも。あの四谷大塚が監修なので、その解説は当然とてもわかりやすいです。
本当の入試問題をかみ砕いて丁寧に解説するチャレンジ道場も定評があります。
その3 図解とイラストで視覚に訴えかけるからダントツにわかる!
文は短く子供に把握できる分量、イラストや図表でさらにわかりやすく。図鑑でも有名な小学館協力記事もあり、見出しや挿絵の方からパッと目に飛び込んできて「なんの記事なのか」が一瞬でイメージできます。だから難しい世の中の仕組みやニュースの動きもすんなり子供に届きます。
その4 月550円「ほぼワンコイン」で今小学生に必要な探究力&好奇心をグーンとUP!
始めやすく続けやすい、月550円という「ほぼワンコイン」の低価格。お子様ランチ1回程度でこの内容、コスパがいいです。家計に響かない範囲で子供の好奇心をすくすく育んでいけるから、気負いなく始め気軽に続けていくことができます。
以上、読売KODOMO新聞が今の小学生に必要とされている理由をまとめてみました。
読売KODOMO新聞のより詳しい情報は下記の公式ページで見ることができます。
ぜひチェックしてみてください。
お試し購読(無料)
子供新聞の情報量、ちょうどいい?一日分読むのに何分かかる?
多すぎず、少なすぎず、のちょうどよさ....
もの足りなければ「もの足りない」と言われてしまうわけだし....
個々で感覚や読む能力は違うわけだし...
と、これは各社とても悩みどころでもあるのだろうと想像してしまいますが、長年培ったものではじき出されたボリュームなのでしょう。
まず、毎日発行の2紙、朝日小学生新聞と読売KODOMO新聞の情報量は、読めない量では決してありません。
では一日分の子供新聞を隅々まで読むのに、どのくらいの時間がかかるのか。
実際はその子その子の集中力がものをいうところでもありますが、
全部の記事を読むのに概ね何分かかるのか、ある日の朝日小学生新聞でテストして見ました。漫画なども含みます。(クイズ系や問題は含まず)
- 小学2年:50分
- 大人:35分
結構かかりました。クイズを解いたり問題や課題をやろうものならさらに時間を要します。子供には...ファイトが必要です。正直、毎朝隅々まで読むというのは難しそうです。
コンテンツ(連載や特集など)は曜日によって内容がので何とも言いがたいところもありますが、各曜日読んでいる中での体感も交えて、ざっとかいつまんでであれば15〜20分程度でおおよその内容はつかめるのではと思います。
ただ実際は子供が読むわけです。
小学3・4年で、全体をざっと読み(どんなニュースやコンテンツかを強調箇所で把握し、合わせて図解やイラストを見る)で20分〜30分程度で読めそうです。低学年だとどうしても+αかかるだろうし、高学年はほぼ大人と一緒の感覚と考えていいでしょう。
読売は形態が違い週1回発行なので、20ページあるとはいえ1週間のうちに合間合間でちょこちょこ読んでいれば問題なく読み終われます。
所感としては、新聞を読むことがしんどくて嫌いになってしまっては元も子もないので、情報ボリュームはちょっともの足りないぐらいが継続していくという観点では心地良いのかなと。問題集でも部活動でも、おやつでも。足りないぐらいがちょうどいいことはたくさんありますね...。
小学生新聞はどの時間に読むのがいい?
朝の10分読書風なことをしているのですが、うちの子はとにかく早起きなので、時間がたっぷり..。というわけで、読書プラスいわばだらだらとフリーダムに過ごす時間があります。
そこで新聞を広げて漫画とか読んでていいよーということとしました。「漫画とか」と、わざわざつけるのがポイント。
朝が無理な場合ですが、帰宅後は習い事や宿題、人によっては学童ということもあるのでほとんど寝るまでに時間がないことも多いです。 今時の小学生は忙しいので、土日にまとめて読み流すのもすごく親子共々キリキリせず、精神的にもラクです。
子供が新聞を自分だけで読む習慣をつけるために気をつけた事4つ
子供が小学生新聞を「自分だけ」で読むことを「習慣化」させたい..ですよね?
期待しないことが大事とはわかっていても、こっそり望んでしまう最終形態は「読む習慣化」でしょう。
- 親が新聞を読む。毎日。
- 一緒に読む。
というのが鉄則、というのはもちろんですが、身もふたもないというか...なかなかこれが難しい。 購読初日か完全に余裕あるホトケ心のある日じゃないとありえません。
そんな我が家が試行錯誤してたどり着いた答えは、以下の4つ。
- 「これってどういうこと?」「なにこれ?」「ねえ、見て見て!」とか言われた時にどんなにめんどくさくてもどんなに忙しくても「決してスルーしない」
- 「これ行きたーい!(←広告の誘い文句を見て)」とかにも「いけないよ!」「無理無理」「広告ばっかり見てないでちゃんと記事読みなよ(怒)」とか怒らない・邪険にしない。「おーそれいいねぇ」「行きたいねぇ」「考えとくわ..」など、まずは同調もしくは先送り。
- 最初1〜2週間はとにかく一緒にパラパラめくって読む・眺める。それ以降もたまには一緒に読む。ほんのちょっとでも可。完全なほったらかしにはしない。
- 「読みなさーーーい!」は禁句。お金かかってるから無駄にしないで〜が顔を出しちゃうとアウトです。そのたった一言で、以降読まなくなる可能性が高いです。
新聞を読んでお母さんお父さんに話しかけると、「へぇ」とか「いいねぇ」とか「今度やってみようか?」とか...肯定的なワクワクするような会話ができると俄然「新聞=楽しい!」ってなります。
反対に、「今忙しいんだけど!」「無理じゃない?」「行けるわけないじゃん」「ふーん(気の無い返事)」「......(MUGON)」だと、
「新聞読んでもいいことないや、どうせ行けやれないし聞いてくれないし買ってくれないし」になります。
新聞を読む毎日に希望を感じないと、どうにもモチベーションが下がります。
新聞じゃなくて習い事だってなんだって、家族の反応次第というところありますよね。全くそれとおんなじなんですよね。 そして一番の関門、「期待しない」。期待しないというのはとても難しいのですが、期待しないことを諦めない、という感じでしょうか...。
子供新聞を紙で購読することの意義
例えば昆虫にしか興味のない男の子。 図書館に行けばたくさんのジャンルの本があるのにもかかわらず昆虫関連の本ばかり選んで借りてきます。 選べるとなると、好きなものを選びそのことに詳しくなる一方、好きなこと以外の情報に触れようとはなかなかしません。
インターネットでいいんじゃないかと思いますが、やはり興味のあることしかクリックしません。それは大人も子供も同じです。 また、小学生にネットのルールを把握させパソコンやスマホを問題なく使わせることはハードルが高いという問題もありますよね。
紙ものの良いところは、そこにバサっと転がっていれば、「見出しが目に飛び込む」というところ。見出し以外にも視覚的に訴えかけるビジュアルもですね。
見出しや図解がパッと目に入るだけで、すべてを読まなくても「今こんなことが起こっている」「こんな事件があった」「世の中で問題になっていること」等をざっと知ることができる、それがその子の何かの琴線に触れればより知ろうとするだろうし、やがて枝葉が広がる可能性もあります。そんな次なる大きな興味をもつきっかけになる可能性を秘めているところが、紙の子供新聞を購読する醍醐味なんじゃないでしょうか。
自由研究はじめまとめる系の課題も出ることがあるので、「お母さん、〇〇検索して〜印刷もして〜!」というよくあるやりとりなしで、気になるところを子供が自分ですぐ切り取ってスクラップできるところもメリットだと思います。
みみより!小学生新聞こぼれ話
こども新聞のイロハ
いろいろな角度から小学生新聞を考察、まとめてみました。朝日・毎日・読売の三大小学生新聞をいろんな角度から比べて一覧にした『小学生新聞比較表【決定版】』も公開中。比較の参考にどうぞ。
小学生新聞にまつわるアンケートも実施中です♪
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受験はしないけれど幅広くいろんなことに興味を持たせたいと考えていたうちの子には、毎日小学生新聞がちょうど良かったと思っています。 毎日小学生新聞の他のクチコミを読む »読売KODOMO新聞のクチコミ
よかったなと思うのが、発行ペース。毎日毎日届くんじゃなくて読売KODOMO新聞の週一ペースくらいのほうが負担がなくて親もゆったり構えられました。日刊なのに読まない日があったりすると.... 読売KODOMO新聞のクチコミを読む »
比較結果を一覧にした『小学生新聞比較表【決定版】』はこちら
圧倒的に受験に有利。小学生新聞を読み倒そう!
平成23年4月から実施されている新学習指導要領では、小学校、そして中学・高校での「新聞の活用」がはっきりとうたわれています。
現在では、国語や社会科の授業をはじめとして、様々な教科に「新聞」がぐいぐいと活用されているようです。
新聞離れが激しい現代人でありますが、世の学生さんたちにとって避けては通れないのが、この「新聞を読む」ということ。「新聞」というメディアを最大限に活用して、いかに自分の考えをディベートしていくかが学習の、果ては成績UPの肝になると思ってまちがいないでしょう。
そんな今後教育の場でますます重要視されるであろう「新聞」に抵抗なく慣れ親しんでいくことができたらと、小学生の頃から子供用の新聞をとろうと考えているお父さん・お母さん方も増えてきています。
なかでも私立中学や中高一貫校受験を考えている家庭では、「朝日・毎日・読売、それぞれの小学生新聞、どこがどう違うのか?」「小学生新聞の具体的な活用方法は?」「受験にも役立つ小学生新聞って?」などなど、小学生新聞をとるにあたって真剣に迷っているおうちも多いみたいです。
とりわけ中高一貫校の試験では、理科、国語、算数といった「教科」という概念よりも、たとえば「おせちの由来」など、日常や生活にまつわる深い知識がもとめられることでも知られています。そういった生活上の知識のようなものは、塾よりも新聞のほうが情報を得られるかもしれませんね。