小学生新聞、いつから・何年生から読ませたらいい?
「はやすぎても遅すぎてもなぁ」と考えてしまう、小学生新聞の読み始め。
定着させるためには速く読み始めたほうがいいような気もしますが、色々と懸念点も。
自分の経験や考え、周りの動向。どれが正しい、とかはないのかもしれません。
目次
小学生新聞、何歳ごろから読むのがすんなりといくのか?
入学前?入学してから?小学生新聞読み始め。
子供が活字嫌いにならないように。
そう願いつつ、あれやこれやと試行錯誤しつつ工夫をしている世のお母さんたち。
そのなかでも、学習面でよい例としてよく取り上げられるのが小学生新聞の活用です。
そんななか「小学生新聞が良さそうなのはわかっている、でも実際購読をするとなるといつから始めれば良いの?」
と悩むお母さん方も多いのが実情です。
多くの家庭では、子供が小学生に入学するタイミングで購読を始めるのが主流ですが、最近では小学生に上がる前から平仮名を読める子供が多く、覚えたての平仮名を読む練習には最適な教材として扱われつつあります。
新聞の内容はもちろんさまざまな学年の子に読まれることを前提に各目線に合わせて作られていますが、入学前後の6歳くらいから読み始めても早すぎることはないともいえます。実際に我が家でも小学一年生から読ませ始めましたが、毎朝パパと一緒にすんなり楽しく紙面をめくっていました。
もちろん、スラスラ読んでいた、というわけでは全然ありません。はじめはイラストや写真をぼんやり眺めるだけでした。
でもそれでいいんです。
知らないうちに読むクセも付き、3年生の頃にはほかの子供たちよりも世の中に詳しいと学校の先生にも褒められたこともあります。
環境がガラッと変わる小学校入学時に、いきなり新聞までとり始めてしっかり読みなさいというのは、子供にとってかなりの負担…。だけど、購読を始めるにはいいチャンスでもあるのも事実です。
最初はただ「購読を始めた、毎朝届く、いつも家にある」という状況にしておくだけ。
その先を見据えた緩やかな助走と思ってスタートするのが◎です。
小学生新聞を低学年から読んでいる子・高学年から読んでいる子の違い
小学生新聞は各新聞社から発行されていて、どの新聞も政治や経済の話、学校で習う勉強、子供が喜びそうなニュースなど、イラストなどを交えながら面白く読めるように工夫されています。
そのため子供が興味を持って毎日読むうちに活字に慣れるだけではなく、文章の読解力をつけたり、世界の情勢なども自然と理解できるようになるのに役立ちます。
また、毎年おこなわれる全国学力診断の分析結果では、新聞を低学年から読んでいる子供は読んでいない子供よりも偏差値が大幅に高くなっているという結果もあります。いつから読んでも遅すぎると言う事はないと思いますが、やはりはやくから習慣として慣れ親しんでいたほうがよりベターということなのでしょう。
すでに購読をしている家庭のお母さん方のなかには、新聞を1年生から読ませ始めると3年生になる頃には父親と世界情勢などの話ができるようになると言っている方もいるくらい、こどもにもわかりやすく噛み砕いたニュースを掲載している小学生新聞です。
子供の学力アップや受験対策に使わない手はないけれど、
「読みなさい」
「どうして読まないの??」
「読まなきゃダメじゃない!!」
…これじゃ、決して読みませんよね。
この際、「ちょっと私、時事問題に疎いし…」なんていうお母さんも率先して小学生新聞を手にとって、その姿を見せることで子供にも新聞を読む「クセ」を付けさせる。家族で一緒に、というところが肝です。
日常に新聞を読むという時間をわずかでもいいので組み込むことで、さまざまなことに興味を持つきっかけがうまれやすくなります。そういったことの積み重ねが学校のテストなどにもじりじりと反映されてくるものなんですね。
親の目・子の目。お試し購読で内容を確認してから申し込みを
子供向けの新聞でダントツに人気が高いのは、朝日・読売・毎日の大手新聞社です。
政治や経済などの難しい内容でも簡単に理解ができるように編集されていて、子供が嫌がらずに読んでくれます。
朝日から発行されている朝日小学生新聞は時事ニュースに特に強いことで知られていますが、ほかにも中学受験を目指す家庭に役に立つ情報が多いのが特長です。
くわしい内容は以下の朝日小学生新聞公式サイトで見ることができます。
読売から出ている読売KODOMO新聞は週に1度、木曜日のみの発行ですが、その週に起こった政治や経済などのニュースをまとめて読めるので、コンパクトに時事ネタを理解させたいと考えるおうちには向いていると思います。
くわしい内容は以下の読売KODOMO新聞公式サイトに掲載されています。紙面サンプルも見ることができるので要チェックです。
毎日小学生新聞は歴史コンテンツに強みがあるので、社会の勉強にも役に立ちます。
各社お試し購読もできるので、そうしたものを利用して親の目で、また子供自身の目で内容を確認してから購読を始めると良いと思います。