新聞といえば漫画。小学生新聞も然り。
小学生新聞といえば、マンガを楽しみにしている子も多いと思います。
大人の自分は、このマンガに注目しました。
「はずんで!パパモッコ」です。
お試し購読の時に初めて読んで戦慄が走ったのを覚えています。
とにかく途中参加なので、話がわからない。
まずそのわからなさ加減が衝撃でした。
でも、登場人物たちはコマの中ですったもんだ必死っぽい。
どうやら凄い秘密がかくされているのか、紆余曲折合ったのか、何かを隠しているらしい。
起承転結、のなかの、「転」がひたすら続いていく感触…
「こ・・・これはなんなんだ??!!」
とにかく子どもにその衝撃を伝えたく、「ちょっ・・ちょっと!あんた!これみてよ!」と紙面をででーんと見せました。
子どもは冷静だった。
なんだろう、なんだろう、この気持ちは・・
そして読者からのお便り的に一行紹介してある。
絶賛している。
いまだ気持ちの整理がついていません。
ルンルンアワー
以上、朝日小学生新聞に掲載されていた漫画「はずんで!パパモッコ」にはじめて出会った時の思い出でした。
そんな朝日のほかに、読売・毎日のほうにも漫画は掲載されています。
それぞれ詳しく見てみたいとおもいます。
各小学生新聞のマンガ事情
小学生新聞に掲載されているコーナーのなかで、おそらく多くのお子様が漫画をもっとも楽しみにされているのではないでしょうか?
各新聞社は子供がいかに楽しみながらさまざまなことを学べるように、漫画やイラストなどに工夫をしています。
特に歴史や化学などは教科書の場合、どうしても堅苦しくなってしまい子供の目が向かないのが事実です。
これを漫画で伝えることにより子供が積極的に歴史などを理解するようになるため、新聞社が掲載している歴史まんがなどは教育上とても有効です。
朝日小学生新聞のマンガ事情
朝小の歴史まんがは毎週日曜日に連載をしています。ヒカリとあかりというタイトル主人公の2人がタイムスリップをして、歴史上の重要人物に会いに行くというストーリーです。教科書にも登場するさまざまな時代のできごとを漫画で伝えているために、子供が面白がりながら歴史を理解できるようになっています。このほか落第忍者乱太郎は、連載30年にもなる日本の忍者ギャグ漫画で、主人公たちの周りに起こる困難な事件を力を合わせて解決していくという内容です。子供の頃に身につけさせたい友達との付き合い方や、困難にぶつかった時の考え方などを漫画を通して学べるようになっています。
読売KODOMO新聞のマンガ事情
週に1度、木曜日に発行となる読売新聞は男子向けと女子向けの学習まんがをを隔週で展開しています。
男子向けは歴史を探検する「レキタン」です。歴史大好き少年がタイムマシンを使って歴史上の重要人物に会いに行き、さまざまな事件を解決していくストーリーです。女子でも楽しめます。
女子向けのまんがは「いろはにほへと新聞部」です。主人公の青山いろはの周りでさまざまな珍事件が繰り広げられ、それを解決していくストーリーです。ミステリー要素が強い漫画で、子供の推理力などを養えます。
毎日小学生新聞のマンガ事情
毎日新聞では1936年から子供向け新聞を発行していて、3社のなかで最も古くから子供に親しまれている新聞です。歴史コンテンツに強みを持つ毎小ですが、現在はイラスト形式で歴史上の重要人物などの紹介をおこなっています。
漫画で人気となっているのは「語論くん」です。これは中国の孔子の教えにもとづく語論からつけられたタイトルで、日常の教えをコメディタッチで描いています。
また、生活で役立つマナーをまんが形式で教えている「マイルール」や毎日の一言英語を紹介する「まんがでイングリッシュ」など、豊富なコンテンツがそろっています。