どの小学生新聞をとろうか迷っているなら「小学生新聞読み比べ!」。朝日・毎日・読売の小学生新聞を読み比べ、さまざまな視点で比較しています。

【教師限定】授業に使える!朝日小学生新聞の記事を無料でダウンロードできるサービス

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こういうのあるんですね、知りませんでした。「朝日Teachersメール」。
朝日新聞社が2010年7月にはじめた「小・中・高校の先生」を対象にしたメールマガジン。週1回または2回のペースで発行されています。

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使用できるのはあくまでも教師のみ

この「朝日Teachersメール」には、授業の題材として使えそうな記事がピックアップされていて、朝日の教育関連イベントの情報なども合わせて掲載されています。

そして「朝日Teachersメール」の最大のポイントは、この「授業の題材として使えそうな記事」をPDFデータでダウンロードできる、というところ。
ただし、これには「小・中・高校の先生」であることと、ダウンロードデータの利用が教育目的であることが前提となります。
朝日Teachers’メールに会員登録した教師は、Webサイト「朝日Teachersメール資料室」から授業で使いたい新聞記事のPDFデータを無料でダウンロードできるというわけです。ここでいうところの新聞とは、朝日新聞・朝日小学生新聞・朝日中学生新聞のこと。記事、いろいろありそうです。

会員登録、そして記事PDFダウンロード

会員登録には、「メールアドレス」「名前」「勤務先(学校)」の入力が必要となります。登録後に届くメルマガに掲載されているIDとパスワードを使用してデータダウンロードをすることができます。

と、ここでひとつ注意点が。
このデータダウンロードに必要なID・パスワード、実は月に一回変更されます
最新のID・パスワードは毎週金曜発行のメルマガに掲載されることになっているので、メルマガのチェックを忘れずにしておきたいところです。

会費は必要なく(無料)、退会するのも自由。
これといったシバリがないので、登録している教師の方々も多いのでは?と思うのですが…どうなんでしょうか?気になるところです。

先生だけしか会員登録できないの?

そこでひとつ疑問なのが、学校の教師ではないけどこのサービスを必要としそうな「塾・予備校の講師」、はたまた「保護者」なども登録できるのか?ということ。
調べてみたところ、教師以外であっても会員登録してメルマガ購読自体は出来るようです。
でもこの「教師以外」の会員へのメルマガには、データダウンロードに必要なIDとパスワードの掲載はないため、肝心のPDFダウンロードはできません。残念ですが、致し方ありません。

朝日Teachersメール資料室のいいところ

「授業の題材として使えそうな記事」が、PDFデータでダウンロードすることができる、というのがいいところなのは確かですが、それらの記事が単元に沿ったカテゴリーに分類・整理されていて、探しやすくなっているのもとてもいいです。みつけにくかったらせっかくの良記事も埋もれてしまいますもんね。

また、記事自体のほかにも、新聞活用授業を実践する先生方が作られた学習指導案やワークシートが教科ごと・学年ごとにたくさん掲載されていて、利用者(先生)が必要に応じて使うことができるようになっているのも嬉しいポイントです。

そして、これはいいな、と思うのが、あの「天声人語」を題材としたオリジナルの問題が掲載されている、ということ!
「天声人語」って、ほんとうに読み応えがあるというか、あの短い文章のなかで様々なことを考えさせられますよね…!思い起こせば自分が中学生くらいの頃も、天声人語を切り抜いてノートに切り貼りする、書き写す、など結構やっている子がいたもんです。
この天声人語オリジナル問題、授業でそのまま使える形式になっているのですが、もはや授業など受けることの無くなった大人の自分も、ちょっと(かなり)興味あります。

ほかにも最近の英文記事を使った「英字新聞の読み方」などの解説コンテンツや、災害ごとの関連記事が集められた「防災」のページも用意されています。
そして、特筆すべきは「記事活用例」を提示してくれている点。ありがたいです。
これら指導案を参考にして記事やコンテンツをうまく使い倒すと、授業もよりわかりやすく、活き活きとした内容になるんじゃないかなと思います。

とにもかくにも無料であるにもかかわらず、このなかなかに充実した内容。
使わない手はありません。

ところで、記事を選出しているのは誰?

さて、この記事のピックアップはどんな人がしているのでしょうか?
新聞社が記事選出にあたっているのかと思いきや…なんとそうではありませんでした。

基本的には、小学校から大学までのNIEに詳しい教師20数名に記事選出を委託しているそうです。
NIEとは「Newspaper in Education」の略で、学校などで新聞を教材として活用すること。初めて聞きましたが、教育現場と新聞がタッグを組んで活きた指導をしていけば、子どもたちもぐんぐん伸びそうです。具体的にどんな取り組みをしているのかがNIEのサイト(「NIEとは」)に載っていたので、以下に引用してみます。

・新聞に載っている写真から物語をつくる(小学校低学年)
・新聞で報道された「人」から、人間としての生き方や努力を学ぶ(小学校中学年)
・テーマを決めて新聞記事を集め、見出しや感想をつけて「スクラップ新聞」を制作する(小学校高学年)
・新聞記事からディベートのテーマや主張の素材を探す(中学校)
・新聞報道の中から賛否の分かれる話題を選び、自分の意見を書いて投書する(中・高校)
・選挙に際し、政党や候補者の主張と問題点を新聞などのメディアから集めてまとめ、模擬投票をする(高校)

参考:NIEとは

たしかに、「スクラップ新聞を作る」とか聞いたりします。
このNIEは、世界共通だそう。世界中でこういう動き・取り組みがなされているんですね。

ちょっと話がそれてしまいましたが、同じ立場である「教師」が選んでいる、ということ。これは実はとてもたいせつなことかもしれません。

どうやって記事を整理しているの?

まず、「授業で使いたい」と思う記事を選び、それらをおすすめ度合い別に3段階に分け、その後教科書を見ながら、学年・教科・単元などで記事を分類していきます。
そうしてできたカテゴリーは約1000にものぼるそうです。…すごい数!

記事はいつまで保存されているの?

選ばれてカテゴリーに分類・整理された記事は、およそ1年間を目安に保存されます。
永く使えるような記事の場合は必要に応じて保存期限の延長をすることもあります。反対に必要性が低いと見なされた記事は、1年経たずして削除されることもあります。
これらを踏まえ、「今じゃないけどいつか使う!」と思えるような記事は、念のためにも早めにダウンロードしておいたほうが無難です。

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